鮨 白金 さえ㐂
高級店おすすめ: おまかせ一択です。握りは一貫ごとに温度と出すタイミングが緻密に計算され、旬の魚をいちばんいい状態で味わえます。板前の見立てに任せてください。
レビュー数は少ないのに4.8という評価を持つ、本気のすしカウンターです。観光客がふらりと入る店ではなく、地元の人が実際に予約を入れるのはこういう店。親密な空間と妥協のない仕事ぶりが、白金台らしい一軒にしています。
日本の街角の標識を読むときも、英語メニューでラーメンを注文するときも、あなたが使っているローマ字表記は、ひとりの人物が考案したものです。そして、その人物は学校も創設しました。その学校は今も東京都の白金に残っています。日本の明治学院大学は、1890年代のれんがとステンドグラスがガラスの高層ビル群のあいだでほとんど手つかずのまま生き残る、東京都でも数少ない場所のひとつです。大学というより、封をし忘れたタイムカプセルに近い場所です。建築を目当てに来てください。そして、その背後にある話のほうが建物以上に奇妙だと知って、つい長居してしまうはずです。
白金キャンパスは港区にあり、白金台駅、白金高輪駅、高輪台駅という3つの地下鉄駅から歩いて7分圏内です。それでも、この中に足を踏み入れたことのない東京都民は少なくありません。3棟の建物が公式に歴史的建造物に指定されていて、敷地も十分に開かれているので、予約も入場券もなしに、ネオゴシック様式のれんが造りや築100年を超える宣教師住宅を歩きながら撮影できます。
このキャンパスが特別なのは、古いという一点だけではありません。東京都には古い寺社ならいくらでもあります。けれど、19世紀後半に日本の教育を変えていった西洋宣教師建築が、まとまった形で無傷に残る例はほとんどありません。明治学院大学の記念館、チャペル、インブリー館は、その最後の生き残りのひとつです。ひとりの外国人医師の教室が、日本最古級のキリスト教大学へ育っていった過程と、その大学が危うく消えかけた経緯を、この建物群が物語っています。
聖イグナチオ教会を訪ねる予定がある人や、東京都の静かな歴史スポットを歩いている人なら、白金キャンパスへ少し足をのばす価値があります。ランドマーク建築の外観は、たいてい見学可能ですが、内部は今も教育施設として使われています。目安は1時間。カメラを忘れずに。
歴史
ジェームス・カーティス・ヘボンが横浜に到着したのは1859年。44歳のアメリカ人医師であり、長老派の宣教師でもあった彼が足を踏み入れたのは、200年以上にわたって外国人に閉ざされていた国でした。キリスト教はまだ違法。排外的な暴力も、驚くほど珍しいことではありませんでした。ヘボンは診療所を開き、日本人の患者を何千人も無料で治療し、1863年には小さな学校、ヘボン塾を設立します。それがやがて明治学院大学へ育っていきました。
彼が並行して進めていたのが、日本語と英語の辞書編さんです。そのためには、日本語の音をローマ字で体系的に書く方法を発明する必要がありました。この方式はいまヘボン式ローマ字と呼ばれ、世界標準のまま使われています。あなたがこれまで入力してきた「Tokyo」も、路線図で目にする「Shinjuku」も、みな彼の枠組みの上にあります。彼が遺した学校は「Do for Others」という校訓を受け継ぎ、白金のキャンパスには、後継者たちがその精神のもとに建てた建物がいまも残っています。
転換点
1899年、日本政府は第12号訓令を出し、正式な認可を望む学校での宗教教育を禁じました。キリスト教を核に据えていた明治学院にとって、これは存在そのものを脅かす一撃でした。無認可校の学生は徴兵猶予を失い、上級学校へ進む道も閉ざされます。入学者は激減する。学校の第2代総理、井深梶之助の前には二つしか選択肢がありませんでした。ヘボンが築いたキリスト教的な土台を捨てるか、それとも大学が死ぬのを見届けるか。
井深は、そう簡単に折れる人ではありませんでした。1854年、会津の士族に生まれ、10代で戊辰戦争を生き抜き、若松城の籠城戦という日本の内戦でもっとも凄惨な局面のひとつを目にしています。彼は従う代わりに、政治の場でこの訓令と戦う道を選びました。2年にわたり文部省に働きかけ、宗教の自由と学校認可は両立しうると主張したのです。
1901年、政府は明治学院の学生に対し、徴兵猶予と進学上の特典を回復しました。井深の勝ちです。大学はキリスト教の基盤も、公式な地位も守り抜きました。これは一つの学校だけの転機ではありません。明治期日本における宗教教育という原則そのものの分岐点でした。そしてそれが実現したのは、かつて子どもの兵士だった一人の男が、官僚の訓令ひとつで40年の積み重ねを壊させなかったからです.
おすすめ: おまかせ一択です。握りは一貫ごとに温度と出すタイミングが緻密に計算され、旬の魚をいちばんいい状態で味わえます。板前の見立てに任せてください。
レビュー数は少ないのに4.8という評価を持つ、本気のすしカウンターです。観光客がふらりと入る店ではなく、地元の人が実際に予約を入れるのはこういう店。親密な空間と妥協のない仕事ぶりが、白金台らしい一軒にしています。
おすすめ: 和牛の鉄板焼がおすすめです。鉄板の上で目の前に焼き上がる様子までごちそう。季節の野菜も、香ばしくカラメル状になるまで焼いたものを合わせてください。
腕の立つシェフが、正確さとほどよい華やかさをまとって焼き上げる鉄板焼カウンターです。自分が何を食べるのかを目の前で確かめられる店で、その質の高さは焼き目ひとつにも表れます。
おすすめ: 麻婆豆腐と重慶鶏肉の唐辛子炒め(辣子鶏)を。四川らしい痺れる辛さが遠慮なく出てきます。花椒のしびれも、ここではごまかしなしです。
302件のレビューで4.1の評価。東京で四川料理を愛する人たちが集まる店です。高級感のある白金台で、辛さも複雑さも地元向けのまま薄めずに、本気の中国料理を出す貴重な一軒です。
おすすめ: 正確な仕事で作るクラフトカクテルを。ここのバーテンダーは酒の個性をよく知っています。メニューにないものを頼めば、その場であなた向けの一杯を組み立ててくれます。
白金台の中心にある、きちんとしたカクテルバーです。重視しているのはインスタグラム映えではなく、技術と素材の質。夕食のあと、よくできた一杯で静かに締めたいときに向く店です。
レストランデータ提供元: Google
はい。明治時代の建築に関心があり、東京都の主要な寺社に押し寄せる人波を避けて見学したいなら、訪れる価値は十分あります。白金キャンパスには、1800年代後半から1900年代前半にかけての建物が3棟残っており、その中には日本に現存する最古級の西洋式宣教師館のひとつも含まれます。舞台になるのは、静かで裕福な空気をたたえた白金台の街並みです。土産物店が並ぶ磨き上げられた観光名所を期待してはいけません。ここは今も動いている大学であり、魅力は、現代の東京都のすき間に130年前のれんが造りの建物をふいに見つける、あの静けさと少し秘密めいた感覚にあります。
完全無料です。個人、またはおよそ10人までの少人数グループなら、チケットも予約も必要ありません。正門の守衛所で受付を済ませたあと、構内を歩き、指定された3つの歴史的建造物、記念館、インブリー館、チャペルの外観を見学できます。大人数の団体は事前に大学へ連絡してください。
3つの歴史的ランドマークをさっと見て回るなら、30分から45分あれば十分です。1890年のネオゴシック様式のれんが造りと、チーク材の格子を使った現代的な13号館の対比を写真に収めたり、細部をじっくり眺めたり、キャンパス内のカフェでコーヒーを飲んだりしたいなら、90分ほど見ておくと安心です。
徒歩7分以内に地下鉄駅が3つあります。南北線・三田線の白金台駅と白金高輪駅、そして浅草線の高輪台駅です。JRなら高輪ゲートウェイ駅から徒歩約13分です。品川駅または目黒駅から都営バスに乗れば、約6分で「明治学院前」に着きます。キャンパスに一般向け駐車場はありません。
いちばん映える季節は秋です。キャンパスのイチョウ並木、とりわけ1921年に井深学長が伐採から救った正門の大イチョウが、構内を黄金色の回廊に変えます。11月下旬にはツリー点灯式もあり、冷えた夜気の中で歴史的建造物がやわらかな光に包まれます。1月から3月は入試のため休構日が多いので避けたほうが無難です。出かける前に必ず公式サイトを確認してください。
中心になるのは1890年築の記念館です。ネオゴシック様式のれんが造りに銅板葺きの屋根を載せた建物で、東京タワーよりおよそ70年も古い存在です。けれど、多くの人が見過ごすのは正門脇の巨大なイチョウです。東京都は1921年の道路拡張計画でこの木を切るつもりでしたが、大学の第2代学長が自ら守り抜いたため、今も残っています。チャペルに入れるなら、内部のパイプオルガンにも目を向けてください。17世紀と18世紀の工法を用い、12年以上かけて造られたものです。
キャンパス自体はおおむね見学しやすいものの、週末は試験期間、祝日、大学行事によって立ち入りが制限されることがあります。日本近代音楽館の開館時間は木曜から土曜の10:00〜17:00です。とくに1月から3月は入試による閉鎖が多いため、訪問前に公式ニュースページを確認するのが確実です。
アメリカ人医師であり宣教師でもあったジェームス・カーティス・ヘボン博士が、1863年に横浜で前身となる「ヘボン塾」を創設しました。激しい排外感情が渦巻いていた時代に、彼は多くの日本人患者を無償で診療し、今もその名を残す日本語のローマ字表記法、ヘボン式も考案しました。学校は1887年にほかの教育機関と合併して明治学院となり、校訓の「Do for Others」はヘボンの奉仕の哲学をそのまま受け継いでいます。
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