ホルモン藤つぼ
地元で人気おすすめ: 焼き豚ホルモン。歯ごたえがあり、濃厚で、しみじみとうまい一皿です。ここは本場の神奈川のシロコロ文化圏。地元の人が本気で食べに来る味です。
観光客向けではなく、会社帰りの人も家族連れも集まる、きちんとしたホルモン屋です。142件のレビューで4.5という評価が、この店が作りものではない本物の地元人気店だと物語っています。
写真: ミラー・ハイト · CC BY-SA 4.0
日本を訪れる人の多くは、新幹線で郊外を一瞥もせずに通り過ぎます。東京都を取り巻く全長241キロメートルの環状道路に、どの弾丸列車の回廊よりも、この国の現代的な輪郭がよく表れているとは思いもしません。その道が国道16号です。横浜、横須賀、八王子、柏を貫く無料の環状道路であり、戦後に起きたアメリカ軍文化と日本の郊外社会の衝突を縫い合わせています。日本に最初にロックンロールが上陸した場所であり、国内最初期のショッピングモールが芽を出した場所であり、いまも酒蔵がデータセンターの影で息づく場所でもあります。
国道16号は写真映えしません。景色のいいドライブ道ランキングに入ることもないでしょう。長い区間は見たままです。コンビニ、パチンコ店、工業倉庫が並ぶ、生活のための幹線道路。でも、そこが肝心です。この道はおよそ3000万人の暮らしを実際に支える背骨であり、アスファルトの下に積み重なる地層は弥生時代までさかのぼります。武蔵野台地の地質的な縁に沿って、二千年以上も人の営みが続いてきました。
全線をたどると、およそ150マイル。ロンドンからバーミンガムまでより長い距離です。74の自治体を通り、1998年にはこの沿線から出荷された製品の価値がシリコンバレーの2倍に達しました。秋の朝5:00に走れば、湘南海岸の上に浮かぶ富士山が見えます。金曜の17:00に走れば、地元の人がなぜここを関東一長い駐車場と呼ぶのか、すぐにわかります。
国道16号に時間を割く価値がある理由は、どこか一つの目的地ではありません。積み重なりです。土壁の江戸時代の蔵の町並みが、基地の外に並ぶアメリカ軍放出品店の帯に変わり、その先に何世紀も続く酒蔵が現れ、さらに港町の海軍カレー店へとつながっていく。この道は、日本の矛盾を順番に白状します。町を一つ通るごとに。
歴史
国道16号という正式名称が付いたのは1952年ですが、この道そのものは名前よりずっと古くからありました。横須賀と横浜を結ぶ区間は、明治政府が急ぎ足で近代化を進めていた1887年7月8日に国道45号に指定されています。1920年には国道31号へ改番されました。現在の環状ルートが完成したのは1963年4月1日で、このとき路線は房総半島の木更津まで南へ延びました。
これは役所的な事実です。でも、それだけではこの道がなぜ重要なのかはわかりません。本当に知るには、1945年以降、その縁で何が起きたかを見る必要があります。アメリカ軍基地が日本の土地に置かれ、フェンスの隙間でまったく新しい種類の文化が育ち始めた時代です。
転換点
ジャーナリストの柳瀬博一は、長年にわたりひとつの逆説的な主張を展開してきました。現代日本を作ったのは新幹線ではなく、国道16号なのだという考えです。彼の調査は、弥生時代以来およそ紀元前300年ごろから人の定住を引き寄せてきた高まり、武蔵野台地に沿うこの道筋をたどりました。台地は乾いた土地ときれいな水、防御しやすい高さを与えました。人は二千年以上、この線に沿って建て続けてきたのです。高速道路は、地形がすでに決めていたことを制度としてなぞったにすぎません。
柳瀬の最も挑発的な指摘は戦後に関するものでした。アメリカ軍が横田、横須賀、厚木、キャンプ座間に基地を置いたとき、それらはきれいに国道16号の回廊上に並びました。文化のにじみ出しは即座に、しかも奇妙な形で始まります。米兵たちはハンバーガー、ロックのレコード、放出品の軍服を持ち込み、日本の起業家たちはドライブスルーの店、ロードサイド型ショッピングモール、そして日本初の本格的な車文化で応じました。そうしたものは後に東京都心へ向かって流れ込んでいきます。
横田基地に隣接する福生では、この衝突がいまも目に見える形で残っています。英語の看板が日本語の文字と同じ店先を分け合い、BBQ店の100メートル先には創業160年の酒蔵が立っています。柳瀬は国道16号を単なる幹線道路ではなく、二つの文明が縫い合わされた縫い目として見ていました。きれいに収まった部分もあれば、そうでない部分もあります。
おすすめ: 焼き豚ホルモン。歯ごたえがあり、濃厚で、しみじみとうまい一皿です。ここは本場の神奈川のシロコロ文化圏。地元の人が本気で食べに来る味です。
観光客向けではなく、会社帰りの人も家族連れも集まる、きちんとしたホルモン屋です。142件のレビューで4.5という評価が、この店が作りものではない本物の地元人気店だと物語っています。
おすすめ: スタミナカレー。1日を走り切るために作られた、力強いスパイス感のある丼です。1,600件を超えるレビューがすべてを語っています。
地元の人が実際に通うのは、こういう店です。安くて、早くて、味が濃く、しかも圧倒的に人気がある。1,636件のレビューを集め、国道16号沿いで最もレビュー数の多い一軒です。
おすすめ: 季節のおまかせ。厳選した上質な食材を丁寧に組み立てる楽しの仕事には、確かな技術と地元食材への意識が表れています。
4.5の高評価を得る上質な一軒で、営業時間にもはっきりしたこだわりがあります。月曜は休み、営業は夜のみ。量より質を求める横浜の目の肥えた食べ手が向かう店です。
おすすめ: ランチセット。夕食の価格帯に踏み込まずに、みらい亭の持ち味をきちんと味わえる、コストパフォーマンスの高い選択です。
273件のレビューと安定した4.0評価を持つ、しっかりした一日使いの店です。午前10時から開いているので昼にも夜にも使いやすく、観光客狙いではない、ちゃんとした街場のレストランです。
レストランデータ提供元: Google
はい。ただし、多くの旅行者が思う理由とは少し違います。国道16号は絵葉書のような景勝道路ではありません。241kmの環状道路として、東京圏の外縁をなぞっています。価値があるのは、この道が何を見せてくれるかです。福生の酒蔵から横須賀の1960年代の軍港文化まで、アメリカ占領の前後に存在した郊外の日本が浮かび上がります。東京都心が舞台装置のように見えるなら、国道16号は舞台裏です。
全長241kmの一周は、休憩なしで走ればおよそ6〜8時間です。ただ、それはあまりいい回り方ではありません。多くの人は1区間か2区間に絞ります。たとえば茅ヶ崎から平塚にかけての湘南の海岸線、あるいは福生から横田周辺の区間です。半日かけて歩いたり車で回ったりするほうが、この道の輪郭が見えます。南の横須賀と北の川越を押さえる2日間の行程なら、国道16号の幅を無理なく体感できます。
いちばん現実的なのは車です。そして日本で運転するには国際運転免許証が法的に必要です。主要な立ち寄り先のうち、横須賀、八王子、横浜、柏はどれも大きな鉄道路線上にあります。こうした拠点でレンタカーを借りれば、鉄道で近づいてから道路の面白さだけを拾うことができ、全線を一周する必要もありません。
いちばん写真映えするのは、茅ヶ崎から平塚にかけての湘南の海沿いです。特に夜明けどき、太平洋の向こうに富士山が見える時間は別格です。文化的な厚みでいえば、横田基地近くの福生がいちばん密度があります。英語の看板、放出品店、BBQ店が、日本の昔ながらの商店と肩を並べています。横須賀のどぶ板通りは、国道16号全体でもっとも歴史の層が折り重なった一本です。
はい。国道16号は無料で走れる一般国道で、通行料はかかりません。費用が発生するのは、並行する圏央道にそれた場合だけです。そちらは有料道路です。基本的な出費は燃料代と駐車場代になります。
海沿いの区間を狙うなら、渋滞が始まる前の早朝、午前5:00ごろが唯一あてにできる時間帯です。川越周辺は、さつまいもの収穫期で空気もやわらぐ秋が向いています。ゴールデンウィーク(4月下旬から5月上旬)とお盆(8月中旬)は完全に避けたほうがいいでしょう。何日も、ゆっくりしか進まない巨大な駐車場のようになります。
横須賀なら海軍カレーです。海上自衛隊向けに発展した、濃厚でやさしい味のカレーで、基地周辺の多くの店で出しています。柏の近くでは、「16号」地元グルメを掲げる店を探してみてください。川越では、さつまいもを使った食べ物がこの町の名物です。チップス、アイス、そして日本酒までそろいます。
国道16号は、二千年以上前の弥生時代から人が住み着いてきた地質的な境界、武蔵野台地の縁に沿っています。1945年以降、この道路はアメリカ軍基地と日本の市民生活が接する主な接点となり、日本最初期の郊外型ショッピングモール、ドライブスルー文化、初期のロック音楽シーンを直接生み出しました。そしてこの道が支えるTAMA工業回廊は、1998年にシリコンバレーの2倍の価値にあたる製品を出荷していました。
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