2 Columbus Circle と美術館・工芸・デザイン博物館(MAD)
コロンバス・サークルの南端に位置する2 Columbus Circleは、ニューヨークの建築的・文化的景観を象徴する建物です。現在は美術館・工芸・デザイン博物館(MAD)の拠点、ジェローム&シモナ・チャゼン・ビルディングとして使われています。面積は54,000平方フィートで、展覧会や教育プログラム、アーティストスタジオなどを備えています。
歴史
コロンバス・サークルは1905年に設けられ、コロンブス記念碑が建っています。また、都市の距離を測るゼロ地点でもあります。周囲が農地から現代の都市ランドマークへと変化した過程は、ニューヨークの成長を映しています。
2 Columbus Circleは、ハンティントン・ハートフォードが構想したギャラリー・オブ・モダン・アートとして、1964年にオープンしました。エドワード・デュレル・ストーンが設計した白い大理石のファサード、丸い窓、スカラップ状の円柱は、愛称「ロリポップ・ビルディング」の由来となり、称賛と論争の両方を呼びました。美術館としての役割を終えた後は、市のオフィスとして使われ、改修のために閉鎖されました。
2008年、ブラッド・クローエフィルによる改修を経て、建物はMADとして再オープンしました。元の大理石に代わり、テラコッタとフリットガラスを用いた外装が加わりました。建物の特徴的なカーブやシルエットを保ちながら、ミッドセンチュリー・モダンと現代的なデザインを組み合わせています。
見どころ
建築と館内施設
オリジナルの建築に見られる丸い窓やスカラップ状の円柱と、改修後のテラコッタとフリットガラスの外装が、建物の新旧の対比を生み出しています。建築は研究や評価の対象にもなっています。
館内には柔軟に使えるギャラリー、アーティストスタジオ、劇場、教育スペースがあります。ルーフトップにはレストラン「Robert」があり、パノラマビューを楽しめます。また、アーティスト制作のジュエリーやデザイン作品を扱う「The Store at MAD」もあります。
コレクションと展覧会
MADのコレクションは、1950年以降のセラミックス、ガラス、金属細工、繊維、ジュエリー、革新的なデザインを網羅しています。作品には、ジュディス・シェクターの「Seeing is Believing」や、チャールズ・シモンズの「Dwelling」があります。素材の創造的な変革を紹介し、アーティストと一般市民との対話を促すことが、美術館の中心的な使命です。
掲載されている現在および今後の展覧会は次のとおりです。
- Saya Woolfalk: Empathic Universe(2025年9月7日まで)
- The Mad MAD World of Jonathan Adler(2026年4月19日まで)
- Dana Barnes: Untamed Gestures(2026年10月11日まで)
- OUT of the Jewelry Box(開催中)
- Designing Motherhood: Things that Make and Break Our Births(2025年10月4日オープン)
サイトスペシフィックなインスタレーションや、来館者が参加できるインタラクティブな体験もあります。
プログラムとイベント
MADでは、特別展、アーティスト主導のワークショップ、ファミリープログラム、アーティストトーク、オープンスタジオを開催しています。教育アウトリーチでは、現代美術とデザインを学校や地域グループに紹介しています。
ガイド付きツアーは毎週金曜日と土曜日の午前11時30分から行われます。無料ツアーも提供されています。現在のプログラムはイベントカレンダーで確認できます。
実用的な訪問情報
開館時間
- 月曜日 休館
- 火曜日~日曜日 10:00 AM~6:00 PM
- 木曜日 9:00 PMまで延長
- コロンバス・サークルの公共スペース 年中無休で24時間アクセス可能
休館日や特別な開館時間などの最新情報は、公式MADウェブサイトで確認してください。
チケット
- 一般入場 $18
- 学生・シニア(65歳以上) $12
- 12歳未満の子ども 無料
- ニューヨーク在住者 有効なID提示で割引料金
- 木曜日の割引 午後4時~7時は入場料が50%オフ(Loving New York)
チケットはオンラインまたは美術館の入口で購入できます。混雑時は事前購入が勧められています。MADや一部の会場ではチケットが必要です。
場所、交通、アクセシビリティ
コロンバス・サークルは59th Street、Broadway、Eighth Avenue、Central Park Westの交差点に位置する交通・文化の拠点です。MADはセントラルパークや主要な交通機関の近くにあります。
- 地下鉄 59th Street–Columbus Circle駅(A、B、C、D、1)
- バス M5、M7、M10、M20、M104
- 駐車場 近くに有料駐車場があります
2 Columbus Circleは、アクセス可能な入口、エレベーター、スロープ、トイレ、補助聴覚装置を備え、介助動物にも対応しています。館内には無料Wi-Fi、アクセス可能なトイレ、家族向けアクティビティもあります。
多くの常設ギャラリーでは写真撮影が可能ですが、フラッシュは使用できません。特別展では撮影が制限される場合があります。
関連リンク
- 美術館・工芸・デザイン博物館の公式ウェブサイト
- 美術館・工芸・デザイン博物館 公式訪問ページ
- Secret NYC の MAD ガイド
- Secret NYC
- Responsible New York のコロンバス・サークル概要
- MAD Museum Exhibitions
- Blog Daisie
- MTA公式ウェブサイト
- National Park Service
- Museum of Arts and Design
- 美術館・工芸・デザイン博物館 ホームページ
- Official Jazz at Lincoln Center
- NYCgo: コロンバス・サークルガイド
訪問のヒント
- 週末や人気の展覧会の開催時は、比較的落ち着いて鑑賞できるよう早めに到着してください。
- オンラインでチケットを購入すると、行列を避けやすくなります。
- 木曜日の夜は割引があり、比較的静かな雰囲気も楽しめます。
- Robertで食事をする場合は、事前に予約してください。
- 写真撮影の可否は展示ごとに確認してください。
- イベントカレンダーでツアー、ファミリー向けアクティビティ、特別プログラムを確認できます。
- 上層階からの眺めやRobertでの食事も、訪問の楽しみの一つです。
近隣の場所
- セントラルパーク コロンバス・サークルの向かいにある緑地
- コロンバス・サークルのショップ 高級小売店やレストランがあります
- リンカーン・センター オペラ、バレエ、交響楽の公演会場
- ジャズ・アット・リンカーン・センター ライブパフォーマンスを開催しています
- ブロードウェイ・シアター・ディストリクト 近隣のスポットとして、ワールド・トレード・センターも挙げられています
- ヘルズ・キッチン、フィフス・アベニュー ダイニングや小売店がある地区
- アメリカ自然史博物館、カーネギー・ホール 近くの文化的ランドマーク
飲食の選択肢には、MADのルーフトップにあるアメリカ料理の「Robert」、ペストリーとコーヒーを扱う「Bouchon Bakery」、ミシュラン星付きの「Jean-Georges」、ストリートベンダーのニューヨーク定番スナックがあります。
よくある質問(FAQ)
開館時間は?
火曜日~日曜日は10:00 AM~6:00 PM、木曜日は9:00 PMまでです。月曜日は休館です。
チケットはどうやって購入できますか?
オンラインまたは美術館の入口で購入できます。混雑時は事前購入が勧められています。
建物は車椅子で利用できますか?
はい。アクセス可能な入口、エレベーター、スロープ、トイレがあります。
写真撮影は可能ですか?
常設ギャラリーではフラッシュなしで撮影できます。特別展には制限がある場合があります。
MADへの主な交通手段は?
59th Street–Columbus Circle駅から地下鉄A、B、C、D、1を利用できます。複数のバス路線があり、近くに駐車場もあります。